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業務用エアコンの選び方

「事務所・オフィス」

2020年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
企業におけるテレワークが急速に広まりました。
その後、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の期間が2021年9月で終わり、
再びオフィスへ回帰する動きが見え始めました。
そして現在、出社時に、より安心して働けるオフィス環境を整えるため、
業務用エアコンの見直しをする企業が増えています。

事務所・オフィスに最適な業務用エアコンの機能と選び方
設置場所の人数に適したタイプを選ぶ
5人前後の事務所・オフィス

■業務用エアコン「EcoZEAS(エコジアス)」

5人前後の事務所・オフィスにオススメの業務用エアコンは、ダイキンの「EcoZEAS(エコジアス)」です。
省エネ基準をクリアした節電型で、室外機がコンパクトになっており、従来より設置場所を自由に選べます。
「ダブルマイクロチャネル熱交換器」というシステムは、室温を効率よく管理することができます。
加えて「自動送風機能」により、左右にふり幅の広い快適な空気の流れを作ります。

10人前後の事務所・オフィス
■業務用エアコン「スリムZR」
10人前後の事務所・オフィスにオススメの業務用エアコンは、三菱電機の「スリムZR」です。
スリムZRは、業界トップクラスの「省エネ性能」に加え、屋外の気温が−7℃から43℃の範囲内で、事務所・オフィス内を快適な温度に調節することが可能です。
また、人のいる場所や人数をチェックする「人感ムーブアイ」という機能により、事務所・オフィス内のどの場所に対してもムラが無い空気調節ができます。
20人前後の事務所・オフィス

■業務用エアコン「省エネの達人」


20人前後の事務所・オフィスにオススメの業務用エアコンは、日立の「省エネの達人」です。

省エネの達人は、事務所・オフィスの内装の邪魔をしない薄型の美しいデザインのフォルムを持つエアコンです。

屈折施工が自由にできるフレキシブルダクトによって、設置したい場所に風の吹出口を持っていくことが可能で、それぞれの事務所・オフィスに合わせた空調設定ができます。
また、「人感知センサー」による自動送風機能により、事務所・オフィス内の室温を快適に保つことができます。
更に、銀イオン系の抗菌剤を用いた「空気洗浄機能」も搭載しているため、衛生管理面も安心できます。

事務所・オフィスの業務用エアコンを選ぶポイント
人がどの位置にいても快適な温度を保つ
デスクワークをされるたくさんの方が、1日の大半を事務所・オフィスで過ごします。 そのため、設置する業務用エアコンはただ「冷やす・暖める」だけではなく、風当たりと温度ムラなどにも配慮し、誰もが快適に感じる空間を作ることが重要です。
空気環境も整えてくれる性能のものを選ぶ
室内の人数が多いと二酸化炭素濃度は短い時間で一気に濃くなります。空気がよどむと脳内の酸素消費量が増え、疲労感が増して、眠くなってくることもあります。 空気の質を良い状態に維持することは、仕事の生産性を高めることにも繋がります。
お手入れの手間が省けるフィルター自動清掃機能

業務用エアコンはゴミやホコリが溜まると風が弱くなってしまうことや、冷房・暖房の効きが悪くなることによって多くの電力を消費してしまいます。
そのため、効率よく適切な室温にするためには、業務用エアコンの定期的なクリーニングやお手入れが必要になります。
そのような場合に、フィルター自動清掃機能がついて業務用エアコンを選ぶと、掃除の手間が省けるので便利です。
普段の業務が忙しく掃除の時間がもったいないとお考えの方には、非常にオススメです。

事務所・オフィスにオススメの業務用エアコンのタイプ

天井カセット型

業務用エアコン  4方向天井埋込カセット形
天井カセット型は、室内機を天井に埋め込むタイプのエアコンのことです。 天井と一体化して見えるため、場所を取らず部屋全体がスッキリして見えます。
風が行き渡りやすい4方向型や2方向型などのタイプがあり、部屋の大きさや人がいる位置に合わせてタイプを選ぶことができます。
天井吊り型
業務用エアコン 天井吊型エアコン
天井吊り型は、天井に吊るすように設置するタイプのエアコンです。 天井内のスペースが狭い場合や、照明などでスペースが確保できない場合などに設置することができます。
埋め込み不要な為、比較的容易に設置することができます。また、工事の工数やコストが少ないのも特徴です。
事務所・オフィスのエアコンに搭載されていると便利・必要な機能4選

事務所・オフィスなどの施設では、従業員が快適に過ごせる環境や仕事の効率化を図るためにも、空調管理を柔軟に行えるタイプを選ぶことが重要になります。
また、来社されるお客様が 安心して快適に過ごしていただくための環境にも配慮が必要になります。

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①人・温度検知センサー
業務用エアコンの中には、人や温度を自動で感知して温度を調整する、人感センサーや温度検知センサーを搭載したものがあります。 人が集まる事務所やオフィスでは、人がいるエリアを検知するための「人・温度検知センサー」を搭載した業務用エアコンがオススメです。 人の動きを検知して自動的に温度や風向き、風量を補正するため、効率よく快適な環境づくりが可能です。体に直接風が当たるのを防ぎ、室内に温度ムラがないように快適な環境を整えることができます。
風向き調整

オフィスに導入される業務用エアコンは、家庭で使われるエアコンに比べてパワフルなので、直接風が体に当たると大きな負担を感じてしまいます。そのため、風向きを細かく調整できるエアコンが便利です。
特に、広い事務所やオフィスの場合は複数の業務用エアコンを導入することになるため、風向きを一括で変更するのではなく、個別に調整できるタイプを選ぶとよいでしょう。

③空気清浄機能
「空気清浄機能」は、冷暖房機能だけではなく、菌・ウイルス・ニオイ・汚れも抑制することができるので、季節を問わず1年を通して、事務所・オフィスのクリーンで快適な環境作りが可能です。
省エネ機能
事務所・オフィスは、空調設備を使用する時間が長いので、「省エネ機能」があることによって得られる恩恵が大きくなります。 機種によって一般的な業務用エアコンの消費電力の70~80%ほど省エネできるものもあります。 コストカットにもつながるので、「省エネ機能」がついている業務用エアコンは非常にオススメです。

「冷えすぎない」「暖まりすぎない」「エアコンからの冷風や温風が直接人に当たらない」機種を選ぶようにしましょう。