業種別お役立ち情報
業務用エアコンの選び方
「病院・医院・介護施設」
病院・医院・介護施設などの医療施設では、昨今エアコンの重要性が高まり、
室内の快適な空気を維持するとともに、
適切な空気循環によってウイルスの広がりを防ぐことが重要視されています。
特に新型コロナウイルスの感染拡大を受け、施設内の空気を守るために
病院、医院や介護施設に、より快適な業務用エアコンを導入する施設も急増しています。
病院・医院・介護施設に最適な業務用エアコンの機能と選び方
設置場所に適したタイプを選ぶ
ナースステーション・診察室
■天井カセット型
病院・医院のナースステーションや診察室などには、天井カセット型のエアコンがオススメです。
天井カセット型は風が行き渡りやいので、室内が広く、人が多く出入りする場所に向いています。
共有スペース・スタッフルーム
病院・医院の共有スペースやスタッフルームなどにも、天井カセット型の業務用エアコンがオススメです。 更に、介護施設の入居者様は高齢の方もいらっしゃるので、風が直接当たらないようにするなどの配慮も必要です。
入院個室・待合室
病院・医院の入院個室や待合室などは、天井吊り型のエアコンが最適です。 天井吊り型のエアコンは、天井のスペースに余裕がない場合でも設置することができます。 照明などで天井のスペースが狭くなっている場合にオススメです。 また、天井カセット型のエアコンよりも設置が簡単で、コストを抑えることができます。
人に直接風があたらない
空気清浄機能
などの機能があるエアコンを選ぶ
温度設定の際の操作がシンプルなタイプ
天井カセット型
風が行き渡りやすい4方向型や2方向型などのタイプがあり、部屋の大きさや人がいる位置に合わせてタイプを選ぶことができます。
埋め込み不要な為、比較的容易に設置することができます。また、工事の工数やコストが少ないのも特徴です。
病院など医療機関では、体調の悪い方やご高齢の方が多くいらっしゃいます。
そのため、まず最優先に考えなければならないことは、適切な温度を維持し、常にクリーンでフレッシュな空気を循環させることにも配慮が必要になります。
業務用エアコンの中には、人や温度を自動で感知して温度を調整する、人感センサーや温度検知センサーを搭載したものがあります。
人の出入りが多い待合室などには、人がいるエリアを検知するための「人・温度検知センサー」を搭載した業務用エアコンがオススメです。
人の出入りに応じて、自動で風向きを調整して、直接風が当たらないようにすることができます。
②空気清浄機能
病院や医療機関には、体調の優れない方や、免疫力が低下している患者様も多く来院します。ほかの病気で来院した患者さんが別の病気にかからないように配慮するためにも、空気を循環させ、適切に換気する「空気清浄機能」を搭載した業務用エアコンは必須といえます。
③加湿機能
業務用エアコンの中には、加湿機能が搭載されたタイプがあります。
病院や医療機関などの施設では、肌や喉の調子が悪い方も来院されるため、適切な湿度が保てるように配慮することも必要になります。また、薬品や精密な医療機器の安全な使用・保管のためにも、温度・湿度管理が必要になります、
更に、感染症予防の面においても、施設内の湿度を適切に管理することも重要になります。
④一括管理システム
エアコンの冷暖房の切り替えや温度調整といった操作を、病院や介護施設の職員だけができる機能を「一括管理システム」といいます。
病院・介護施設側で温度や運転の切り替えの一括管理をすることで 、最適な室温を保つことができます。
エアコンのタイプは室内の広さだけで選ぶのではなく、設置場所の人数に合わせて選ぶようにしましょう。