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業務用エアコンの選び方
「工場」
工場では、取り扱う製品、工場で働く人数によって最適な業務用エアコンが変わってきます。
例えば食品を扱うような工場であれば、室内の温度によって食品の品質にも影響します。
また、広い工場全体を冷やしたり暖めたりすることは、とてもコストがかかり、誤ったエアコンの選択をしてしまうと非効率です。
適切に選ぶことによって、エアコンでかかる電気代(ランニングコスト)も抑えることができます。
更には、工場で働く従業員が快適に働けるよう配慮することも大切です。
工場に最適な業務用エアコンの機能と選び方
設置場所、使用用途に適したタイプを選ぶ
工場
工場に業務用エアコンを設置する場合、その工場の環境や広さや、どういう用途なのかによって設置する機種が大幅に変わってきます。
床面積、建物の構造・形状・窓の位置、人員・熱源量などを考慮し、合わせてランニングコストも考え、省エネでムダのないタイプをオススメします。
また、夏場の熱中症対策等、働く人の快適な環境づくりに配慮することも重要です。
倉庫
倉庫に業務用エアコンを設置する際は、設置場所の床面積と、その広さに適している馬力のあるエアコンを選ぶことが重要です。
倉庫内の製品への品質管理上、全域空調を求められるケースが多く、効率よく空調を全域に効かせられるタイプが選ばれています。
一概に倉庫と言っても保管している物は様々です。衣類や小物、家電やお酒などの飲食物など、保管する製品によっては温度管理が重要になります。
加えて、倉庫内で作業する方々が快適に働けるよう、タイムスケジュール機能や0.5℃単位で温度調整ができるタイプもあります。
工場の業務用エアコンを選ぶポイント
工場では、たくさんの機械を扱っていると熱がこもりやすいので、温度調整しやすいタイプがオススメです。
空気清浄機能
「集中管理機能」とは、1台でエアコンや換気扇など、さまざまな設備を一括管理できる機能です。1つの画面で管理できるので、無駄のない空調管理が可能です。大きな工場などにオススメです。
工場にオススメの業務用エアコンのタイプ
床置きエアコンは、床に設置するタイプのエアコンです。 壁掛けエアコンと同様に、室外機と室内に設置する本体を繋いで使用するセパレート型です。 そのため、使用するには配管工事を行う必要があります。
埋め込み不要な為、比較的容易に設置することができます。また、工事の工数やコストが少ないのも特徴です。
工場で生産する製品や、働いている従業員の人数によって最適な業務用エアコンが変わってきます。
広い工場内全体を冷やしたり暖めたりすることはコストにも影響します。設置場所に最も適しているタイプを選びましょう。
多人数で働く工場では、温度、湿度、におい等にも気をつける必要があります。快適に従業員が働けるような環境づくりにも配慮が必要です。空気中の小さなホコリやゴミを取り除いてくれる「空気清浄機能」がついているタイプがオススメです。
エアコンはフィルターにホコリやゴミが付着しますが、放置しているとエアコンの冷暖房効率が低下します。それにより負荷が大きくなって故障のリスクも高まってしまいます。こまめに掃除することが難しく、粉じんが発生しやすい工場や倉庫などでは、掃除の手間がかからない「フィルター自動清掃機能」付きのタイプがオススメです。
取り扱う製品や機器によっては、湿度にも気をつける必要があります。「湿度調整機能」がある業務用エアコンを選ぶことで、効率よく快適な空間にできます。
機械類が多い工場内は、機械熱によって熱もこもりやすいため、空気中にも温度のムラが発生しやすくなります。「湿度調整機能」があれば、温度のムラを抑えながら全体を均一の温度に維持することができます。
工場などの大規模空間の空調